May 2,2005

ニュージーランドの写真

ニュージーランド マウントクック
Mamiya RZ67PROII 110mm F2.8W

約10年前に転職した時、時間にゆとりが生まれたのでニュージーランドへ撮影旅行へ行きました。我々にとってはようやく実現した事実上の新婚旅行でした。
カメラはMamiya RZ67PROIIとEOS-5を持っていきました。スナップはEOSで撮影し、勝負写真はRZ67で撮影しました。約10年前なので当然まともなデジカメは当時ありませんでした。RZ67以外にも中版用レンズ3本、エクステンダー1本、ジッツォの大型三脚という凄い重装備の旅行でしたが、持って行った甲斐がありました。今でもライトボックスでポジを覗くと、昨日のように情景が思い起こせます。
ニュージーランドは手付かずの自然に満ち溢れていました。写真はマウントクックを撮影した1ショット。晴れる確率が極めて低いと言われていたマウントクックが晴れたのが一番の収穫だったかもしれません。このポジをルーペで見ると、山肌や手前の石の細かい模様まで忠実に描写されています。本当に見たままの姿がそこにありました。
今は犬がいるので旅行は行かなくなってしまいましたが、また行きたい場所です。

クィーンズタウン

Mamiya RZ67PROII 50mmF4.5

クィーンズタウンにボブズ・ヒルという小高い山があって、そこにロープウェイがあります。ロープウェイを使うと数分で展望台。そこで超広角レンズを用いて撮影しました。
67で50mmというと、35mm換算で約25mm。周辺光量の低下も少なく、雲の形にも恵まれて自己満足炸裂です。
これもライトボックスで覗くと凄いのです。下のクィーンズタウンを走る車や人までが、綺麗に写ってます。後から意外な発見もあって、帰ってからじっくりルーペを覗くのも楽しい一時です。

クライストチャーチ

Mamiya RZ67PROII 110mm F2.8W

クライストチャーチの中心部にハグレーパークという公園があります。言葉では言い表せないくらい素晴らしい公園でした。良く整備されており、花や緑で一杯。派手な絵が好きな私にはもってこいの場所でした。こんなに色々な色の花を1つのフレームに収められる公園は珍しいかもしれません。

クライストチャーチ

Mamiya RZ67PROII 110mm F2.8W

これもハグレーパークでの一コマ。老人とその孫らしき子供が鴨に餌をあげているシーンでした。川の曲線と大木を基準にフレーミングしてみました。ほんとほのぼのした場所で、こんな場所に旅行に来られたという幸せを実感しました。
この写真では殆ど潰れてしまってますが、67のポジフィルムには大木の枝一本一本のディテールが見事に写ってます。

クライストチャーチ

Mamiya RZ67PROII 50mmF4.5

ニュージーランドと言えばこの大聖堂が有名ですね。大きさを強調したかったので、下のほうからパースが付くようにフレーミングしてみました。今見るとちょっと単純過ぎましたね。被写体に助けられました。
このショットで気に入ってるのが青空の色。ライトボックスで覗くと、素晴らしい青のグラデーションが楽しめます。デジカメはどうしても拡大するとノイズが出てしまいますが、このグラデーションと青の美しさは未だに通用するかもしれません。

クライストチャーチ

ハグレーパークの森を歩いていると、木漏れ日の中に緑の小道が開けました。鈍色というか何とも言えない色に光るベンチを取り囲むように咲く可憐な花。この世のものとは思えない夢のような光景でした。
その雰囲気が出るように、露出はアンダー気味にして木々のシルエットが浮かぶようにしました。デジカメと違って現像するまで結果がわからないのですが、思惑通りの絵が出ました。
私が撮った数千枚のポジフィルムの中から1枚を選べと言われたら、多分私はこの写真を選びます。