August 6,2006

MARYのMTB / SPECIALIZED(スペシャライズド) HOTROCK(ホットロック) A1 FS 24 改造 その2

妻MARY用に購入したSPECIALIZEDのHOTROCK A1 FS 24。一回目のモディファイを済ませた後、何度か一緒に長距離トレーニングに出かけました。しかし、価格的な問題なのか、何度もフロントディレーラーがジャムったりドライブトレイン系で問題が発生しました。やはりフロント&リアディレーラー、チェーンホイール、スプロケット等一式を交換したいと考えました。
しかし問題はこのMTBが24インチであることです。スプロケットはボス式の上、24インチはリムの選択肢が非常に少ないのです。普通にネットショップ等を見ても24インチのホイールセットは販売されていません。
そこで、ホイールのみ、オーダーで組んでもらうことにしました。
それ以外の部品は全て手持ち、もしくはネットで購入し、私が装着・調整しました。

オーダーメイドホイール

まず24インチのリムは種類が限られます。24インチリムで入手が容易なのはARAYAのVP-20。しかし、アイレット(鳩目)が無く、強度的にも少々不安を感じてました。それ以外は殆どがダウンヒルやBMX用。ダウンヒルやBMXには詳しくないのですが、どうやら24インチのバイクが何種類か存在するようです。
その中で見つけたリムがSUN RINGLE "Rhyno Lite XL"。BMX用の軽量タイプのリムです。今まで履いていたホイールのリムであるCR-18に比べると若干リム幅が広くなりますが、軽量タイプのため重量は殆ど変わりません。難点はリム1本\6720という価格でしょうか。
そしてこのリムを使ってホイールを組んでくれるショップを探したところ、一条アルチメイトファクトリーさんが見つかりました。結局、ここでフロント&リアホイールを組んでもらいました。
初めてオーダーメイドのホイールを購入したのですが、振れは無く、素晴らしい精度で組まれてました。私のNRS990で履いているMAVICの完組ホイールより精度が高かったのには驚きました。

リムはSUN RINGLE "Rhyno Lite XL"。リムはブラックかシルバーを選択できますが、ブラックを選択しました。
スポークもリムに合わせてブラックを選択。
 

ハブはSHIMANOのDEORE。ディスク対応。
 

リアディレーラー&スプロケット

 

リアディレーラーはNRS990から外して持っていたDEORE XTを流用。スプロケット及びチェーンも同じです。
 

ボトムブラケット&チェーンホイール

ボトムブラケットはBB-ES50(サイズ:68-113)を新規購入。チェーンホイールもFC-M530(44/32/22t/サイズ:S/シルバー-170mm)を新規購入。元々のクランク長が165mmだったので、なるべく短いクランクを選択するためにFC-M530を選びました。
 

フロントディレーラー

フロントディレーラーはFD-M760(トップスイングタイプ デュアルプルタイプ 28.6/31.8/34.9ミリ対応)を新規購入。ちなみにこのMTBのシートチューブの太さは31.8mmなので、アダプタを取り付けての対応となります。"XT"のロゴの上下に黒く見えるのがアダプタです。
 

ステアリング周り

従来のリア7段から9段へ変更となったため、ステアリング周りも大きく変わりました。
変更内容は、シフター変更、ブレーキレバー変更、メーター変更、手元ボタンの追加です。
  

シフター&ブレーキレバー

リア9速化に伴い、シフターも変更となります。通常ならシマノのシフターとなるのですが、妻MARYの「グリップシフトが是非欲しい」という強い要望で、SRAM(スラム)のロケットショートシフターを新規購入しました。このSRAMのシフターはシマノと互換性があります。
ブレーキレバーはDEORE LXを新規購入。手が小さいMARYはブレーキレバーの引きしろが狭いため、ご覧の通り厳しいセッティング。調整用のネジにはスプリングが噛んでいたのですが、それを取り除いて限界まで締めてようやくMARY本人の満足できる位置になりました。こんな状態なので、ブレーキ側もブレーキシューの調整がシビアでした。ちなみにホイールを外す場合は通常ブレーキから簡単にワイヤーを外し、ブレーキシューを開いてホイールを外せるのですが、このセッティングでは六角ナットを緩めてワイヤーをブレーキ本体から完全に外さないとホイールが外せません。
 

スピード&ケイデンスメーター

メーターはキャットアイのCC-CD300DW ダブルワイヤレス。スピードとケイデンス(ペダルの回転速度)のセンシング結果を無線で飛ばす方式です。ワイヤーの配線が不要で、非常に綺麗にインストールできます。また、ケイデンスは指定したゾーンから外れるとアラームを鳴らすことも可能。私が愛用しているフライトデッキより遥かに高機能です。
また、オプションの手元ボタンキットも取り付けたので、グリップを握ったまま操作が可能です。
  

スピード&ケイデンスセンサー部。センシングした結果を無線でメーターに飛ばします。右手奥の黒いセンサーが速度検出用。手前の黒いセンサーがケイデンス検出用。磁気を用いたセンシング方式。
 

ちょっとした問題発生。マニュアル通りの取り付け方法では、磁石が入ったプラスチックケースをクランクにタイラップで固定します。しかし、このMTBはチェーンステイとクランクの隙間が狭く、磁石が入ったプラスチックケースが大き過ぎてチェーンステイに取り付けたセンサーに干渉してしまいます。
そこで考えたのが、磁石が入ったプラスチックケースを開き、中の円柱型の磁石のみをクランクの内側に両面テープで取り付ける方法。写真の銀色の丸い部分がその磁石です。ペダルのネジが鉄だったので、磁力で吸いつける力と両面テープで確実に、そして美しく取り付けることができました。
 

クランク(ペダル)の内側に取り付けたセンサー検出用磁石。ケイデンスセンサーとは2〜3mm程度しかクリアランスがありません。
 

バックミラー

非常に見易いゼファールのサイクロップ471バーエンドミラー。お勧めです。
 

MARYのインプレッション

MARYに評価を聞いたところ、漕ぎが軽くなった、乗り易いとご機嫌でした。従来はあまり乗り気では無かったのですが、今回の改造後は言葉通り、私と一緒にトレーニングに毎回出掛けるようになりました。しかも、その巡航速度が異様に速くなりました。あんなにゆっくり走っていたのに、どうしたの?って感じで、その変貌ぶりに驚いています。
自転車に詳しくない人の方が、先入観無しに、純粋にその違いを体で知ることができるのかもしれません。