
いつもこんな状態だとシフトフィールもグッド。
車と同じで自転車も当然乗れば汚れます。自転車のフレームの汚れは特に気にならないのですが、ドライブトレイン、即ちチェーン、スプロケット、チェーンホイール、ディレーラーの汚れは気になります。というより、汚れてくるとシフトフィールが悪くなります。スコン、スコンと入っていたギアが、「カタタタ…カタン」という具合に一発で入らなくなります。
シフトフィールも悪くなってきたと感じたらメンテナンスを行います。基本的には、分解、清掃、注油です。今回はチェーン清掃、スプロケット清掃、チェーンホイール清掃を中心に行いました。
チェーンの清掃

結構砂利道を走るので細かい砂が付着してしまいます。
先ずはチェーンから清掃します。後述するチェーン専用クリーナーで洗浄するので、洗浄液が他のパーツに飛び散ることもあり、先にチェーンを洗浄します。

チェーンの洗浄にはパークツールのサイクロンを使用しています。驚くほど綺麗になります。

サイクロンをこのようにチェーンにセットして、洗浄液を指定位置まで注ぎます。ちなみにこの洗浄液は生物分解性らしく、環境には優しいようです。洗浄後の洗浄液は自動車オイル廃棄用の箱に入れて後で捨てます。

あとはペダルを回します。数十秒回すだけでチェーンはピカピカになります。
スプロケットの清掃

チェーン同様細かい砂が付着してしまいます。
先ずはフレームからリアホイールを外します。そしてスプロケットをハブから外します。

カセットロックリングリムーバー。スプロケットを留めるロックリングを回す工具です。

スプロケットリムーバーです。スプロケットの空転を抑えるものです。格闘の道具ではありません。
スプロケットを外すには、特殊工具が必要です。カセットロックリングリムーバーと、スプロケットリムーバーです。

カセットロックリングリムーバーをこのように差し込みます。

このように両手で下方に力を加えるとスプロケットのロックリングが外れる。
スプロケットにはフリーが付いています。ペダルを止めても「カラカラ」音をたててタイヤは回っていて、漕ぎ始めると力が伝わる機構です。そのため、カセットロックリングリムーバーを回すと当然空転してしまいます。そこで、スプロケットリムーバーで押さえる訳です。

という訳で外れました。

スプロケットは市販のブレーキクリーナーで洗浄します。下の箱は上述したオイル廃棄用の箱です。

新品同様になりました。
組み付けは逆の手順で行います。スプロケット組み付け時のロックリングの締め付けにはスプロケットリムーバーは不要です。尚、組み付け時はロックリングへのグリス塗布を忘れないようにしましょう。
チェーンホイールの清掃

先ずはチェーンホイールを外します。

各チェーンリングもバラして清掃します。
終了



最後はウエスでディレーラーの汚れを拭いて注油します。シフトフィールを確認して終了です。全部で約1.5〜2時間程度の作業でした。